新卒で入社した公務員を三ヶ月で辞めた話 （決意後～退職）

前回の「新卒で入社した公務員を三ヶ月で辞めた話」は・・・

公務員に入社するもやりたい仕事と違う。

一ミリも興味が持てない支援の仕事。

相次ぐ住民からの罵声怒声と信じられないほどの業務量。

ストレスで精神を病み仕事へ行くのが恐怖に。

何で生きているのかわからなくなり退職を決意。

管理人は退職を決意してネットで色々と調べることになり・・・

 退職までしなくても休職でいいんじゃない？

精神を病んで仕事へ行くことが恐怖になっていた。

毎日毎日仕事中はもちろん仕事が終わっても家についても休日も一日中仕事への恐怖が消えなかった。

電車に乗ると、頭が痛くなって吐き気がするように。

このころから会社の産業医と面談と、その紹介病院に通うようになった。

「あなたは抑うつ状態で適応障害です。すぐに今の環境から離れたほうがいいでしょう。」

メンタルクリニックの先生に言われた言葉だった。

産業医の先生も同じ意見だった。

でもせっかく頑張って受かった公務員を退職するのは早期決断すぎるから、休職を願い出てみては？

と産業医の先生に言われた。

確かに、公務員になるために時間を費やして頑張ったし、休職の方がいいのではないかと思い、休職を願い出ることに決めた。

課長、人事係長との面談

休職を決意して次の日。

まずは課長にそれを伝えることになった。（係長は管理人が入社してすぐストレスで倒れて休職）

課長はそれは厳しいといった。

なぜなら、管理人はまだ入社して数ヶ月で条件付採用という立場だから。

条件付採用で休職するのはだめだ。

そう言われた。

絶望を感じた。 

やっぱり退職するしかないんだと。

でもやっぱり簡単に退職はしたくない。

そう思った管理人はネットで調べたり、いろんな人に相談したりした。

そうするといくつか光が見えてきた。

「知り合いに条件付採用期間に休職して今も休職している人がいる」

「条件付採用期間に休職してはいけないということはない」

これを知れた管理人はもう一度休職をお願いしようと決めた。

次の相談のときは、人事係長も同席していた。

突然怒鳴られた。

なめるんじゃないと、条件付採用期間で休職なんかふざけるんじゃないと。

生活支援課なんて、一番ストレスの少ない部署だと。

そこでやっていけないならどこでもやっていけないと。

ふざけんじゃねえと。

・・・確かにふざけてるなあ自分・・・そう思った。

・・・住民の罵声怒声で精神をやられてた管理人にはもう限界だった。

このときにもう公務員では一生やっていけないんだってすごく落ち込んだ。

 退職まで（記憶があやふや）

そこからはもう退職に向けて機械的に進んでいった。

親や親戚や友人がどうにかして休職にしようと直接人事係長に話に行ってくれたりもした。

でも、もう心が折られていた。

このころにメンタルクリニックの先生からうつ病の診断書をもらっていた。

「これを提出すれば休職を認めてくれると思うよ。」

先生の希望の言葉もむなしく、診断書を提出したときも、怒鳴り声と共に休職は認められなかった。

色々な人が動いてくれてたにもかかわらず、人事係長の言われるがままに退職願を書いて提出をした。

動いてた人皆が心底がっかりしてた。

そりゃそうだ、皆の苦労を踏みにじったのだから。

そんな気持ちも当時は理解できていなかった。

・・・もう一刻も早くこの環境から抜け出したかった。

正直何を話したとかあんまり覚えてない。

残っていた有給を使い切り、管理人は退職した。

管理人は問いたい。

人事の人、なんで採用したの？